70年代なんてほんのちょっと前じゃないか。アメリカってつい最近までそんな大っぴらな男女差別をしていたのか。知らなかったな。
全く知らなかった史実。
興味深いストーリーだった。
役者たちはテニス経験者なのか?
相当な訓練をして撮影に臨んだに違いない。
エマ・ストーンがいつもの可愛さを捨てて、ほぼすっぴん(に見えるメイク?)で演じている。すごい覚悟だ。
そしてスタイリスト役のアラン・カミングの存在感!
「チョコレート・ドーナツ」から5年ですか。変わらず優しい。
好き。
最後にお約束のご本人さんお写真で登場なのだが、特にボビーはそっくり。
映画本編で描かれることはなかったけど、ビリージーンを支えた旦那さんが幸せになったことをテロップで知り、とても嬉しい。
周りの犠牲の上に成り立っているひとりの幸せより
みんな揃って幸せになった方が
観ているこちらは後味が良い。
現実はなかなかそうはならないだけにね。
とても良かったけど
恋愛シーンは入れすぎじゃないか?
それを含めての闘いということなのだろうけど、ちょっとそれは別の話だよな、と。
男であれ女であれ、結婚という約束事があるのにあのようなことは仁義に反すると思うのだ。自由を得るために闘う方法としては、もっときっちり正義を貫いて欲しいもの。順番としては離婚してからでしょう?などと堅苦しく考えてしまうが、まあこれは人それぞれ捉え方があるかもね。
もしあの流れも史実ならば仕方がないし。