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バトル・オブ・ザ・セクシーズのNAOZYのレビュー・感想・評価

3.8
バトル・オブ・ザ・セクシーズを観る。
昨今のMe too運動で男女の差別問題が話題になっているが、この作品は1970年代に起こった実話を元にしている。女子テニスプレイヤーのビリー・ジーン・キングは男子と女子の賞金格差に不満を持ち新たに女子テニス協会を立ち上げる。そこへ引退していた伝説のテニスプレーヤーのボビー・リッグスが世紀の男女対抗試合を提案してくる。最初は相手にしなかったビリーだったが、ボビーのメディアを利用した圧力についに立ち上がる。
この男女対決と聞いて、まず思い出すのがミスター女子プロレスラー神取忍と天龍源一郎の性別を超えたプロレス対決は天龍が神取をボコボコにして圧勝した。やはり男女の体格と実力に差があるのが現実。
さて勝負の行方やいかに。

テニスの試合のシーンはCGを使わず、主演のエマ・ストーンとスティーブ・カレルはテニスの特訓をしてガチで球を打っているそうな。だからカメラもじっくり打ち合いを見せてくれる。
世紀の試合の後、ビリーが誰と最後に抱き合うかで、この作品に込められたメッセージがよくわかります。
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