夜空のパンケーキ

バトル・オブ・ザ・セクシーズの夜空のパンケーキのレビュー・感想・評価

3.6
とにかく実在の人物や時代の再現力が凄い!
オープニングの20世紀フォックスのタイトルから「おぉー」となる。

女子テニスの世界チャンピオンのビリー・ジーン・キングへと扮したエマ・ストーン。
言われなきゃわからないくらいに『ラ・ラ・ランド』とは雰囲気が違う。
そして男子テニス元世界チャンピオンのボビー・リッグスにスティーブ・カレルがコミカルに演じている。
エンディングに流れる実物の写真を見ても本当に似てる。

女性が軽視される時代。テニス界でも同じで、そこに問題を呈して挑戦する姿には応援したくなる。
しかし日本でも未だに相撲界は女性を土俵に上げたがらないし、平成の時代でもそんなことを言ってる日本は映画の時代と変わらない。

試合よりもキングのプライベートがなかなかな波乱万丈でビックリした。
その性差の問題も関わるんだぁって(笑)
監督は『リトル・ミス・サンシャイン』の人たちなんだね。