今年3月、ゆうばり映画祭の札幌会場をお手伝いしまして。
ゲストにFOXサーチライトの方がいらっしゃり、終わった後ご挨拶させていただいた際に
「これから公開する2本はぜひ観ておいたほうがいいよ」
とオススメされた作品。
そのうち先日観た『パティ・ケイク$』はちょっと期待外れだったので…
こちらはどうかな?と思ってましたが。
いい意味で裏切られました!
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こちらと同じテーマで、2001年に放送されたテレビ映画(When Billie Beat Bobby)があるのですが、それのパッケージと比べても、ボビーのそっくりさにはびっくり。
最後に紹介される実際の写真(しかもヌード!)なんかは瓜二つ。
ボビー役のスティーヴ・カレルは、同じ監督の前作『リトル・ミス・サンシャイン』(2006年)にも出演しているのですが、
その時の印象とはガラッと変わり、あらためてカメレオン俳優の凄さを実感しました。
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男女平等や LGBTQ などといった、重めの社会に関するテーマですが、ビリー・ジーンやボビーをはじめ、陽気な人たちが多く、観ていて楽しいです。
それにテーマからすると、どうしても「女性への権利を!」と女性重視になりがちですが、ボビーの苦労や心情を丁寧に描くことで、映画の見方も男女平等でいられるのが◎
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全てフィルムで撮影するというこだわり、エマストーンの柔らかそうな唇…💋
それらを堪能するためにも、まだの人は映画館でぜひ。