「音」「空気」「香り」全てが綺麗な映画でした。
私は(音大には進まなかったけど)音楽高校を出ているので、ピアノの調律がどれほど難しいものなのかそれなりに理解しているつもりです。
そして、それこそ音高生時代に悩んでいた『才能』について。
「奇跡の耳があれば、奇跡の指があれば」何百回も何千回もそう思い泣きました。
どうしたら才能に出会えるのか。どうして天才は自分の才能に気づけたのか。人間誰しも才能を持っているのか。
その答えを鈴木亮平さん演じる柳が教えてくれました。
最初、このタイトルと予告を見たとき体が痺れました。
自分の進むべき道に悩んでいる人、好きなことに打ち込めない人に見てほしい作品です。
この作品は間違いなく、私の人生で大切な1作になりました。
素晴らしい作品に出会わせてくださりありがとうございます。
しかし、テーマや雰囲気は好きなものの、なんかこの作品の良さを出し切れていない感が強い。よってこの点数。
ずっと楽しみにしていて、本とサントラも購入したわけだけど、仕事が立て込んで上映終了ギリギリの鑑賞になってしまった。