誰も最後まで卓球を愛していない、卓球への想いがストーリーを動かさない、、手段にしか使われない卓球映画。
浮気してた元カレの土俵に立って戦ってやろう！！このストーリーの背骨は凄く面白いと思いました。
でも枝葉の小ネタ？これが本当に好みの問題なんでしょうけど、どこが笑いのポイントで何故それが可笑しいのかはわかってる！！でも楽しくない！！
冒頭のファンタジー溢れる彼女の実生活でちょっと既にノれない。現在の中にドラマがあるのではなくて、彼女のドラマに現実が合わせてくスタイル。そして上手くない回想で既にきつい。
その後、薄い話が続くのですがスローモーションで何の必然性もなく水を掛け合うシーン、なんの前触れもなく戻ってくる奥様、なんの前触れもなく戻ってくる元カレ、きつい。
クライマックスでガッキーがもう一度卓球をやろうとするきっかけの感じが悪いシーン、僕は舌を噛みちぎろうかと迷っていると、試合中に瑛太さんの独白で感じ悪さが更にドライブしていく、、。。
この2人の恋愛の成立のためにそんな強引な運びかたしますか？！
恋愛のトキメキやスポーツの良さ、ダブルスとしての絆など徹底的に裏切っていき、もはや試合の行方も彼らの行く末も気になる筈もない、どうでもいいよ！！気持ち悪いよ、この話！！！
ガッキーも最後の試合中に独白ぶちかましますが一体なんの話をしてるのか、、。
しかし、ガッキーが可愛い。
恐ろしくガッキーが可愛い。この映画に出てくる全シーンにおいてガッキーが可愛い。声も可愛い。
ありがとうガッキー。ガッキーの膵臓をたべたい。
