コメディと平和と感動のさじ加減がちょうどいい。分かりやすく言えば「ドラマっぽい」、良作なエンタメ映画。だと思った。
キャスティングセンスがめっちゃ高い。キャラクターの強みを限界まで引き出してた。あんな性格わるい永野芽郁もなかなか見れない。そしてあんなにダサくて強い新垣結衣も。とにかく全体にわたって俳優を惜しみなく配置してる。それがちゃんとこちら側のツボをおさえてるからずっと楽しい。
あと挿入歌にSHISHAMO流してたり、ギャグと台詞の演技が抜けた感じだったり。つくった人は相当センスいいなと思いながら見てた。そしたら脚本「キサラギ」の人だった。思い返せば日本的な間の使い方が似てた気がするかも。
誰が見ても後悔しない作品。邦画をナメてはいけなかった。
