中島晋作

メアリーの総ての中島晋作のレビュー・感想・評価

メアリーの総て(2017年製作の映画)
2.4
あけましておめでとうございます。今年の映画初めは『メアリーの総て』となりました。肝心の映画はなかなか酷い出来で、ブレランイヤーにふさわしい感がいたします。
一番ダメだと思ったのがフェミニズム的要素。別に入れてもいいが、前半の恋愛描写(長すぎ)に焦点を当てすぎてバランスがとれてない。個人的には科学的合理主義に対するアンチとしての「フランケンシュタイン」の、その革新性を全面に打ち出してほしかった。死者蘇生のような悪魔的イメージがもっと見たい。
19世紀イギリスを再現した美術は素晴らしかったです。
中島晋作

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