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メアリーの総てのfmofmojimoのレビュー・感想・評価

メアリーの総て(2017年製作の映画)
3.8
19世紀ロンドンの無政府主義者ウィリアム・ゴドリンと女性の権利を主張したメアリ・ウルストンクラフトの娘、メアリーは父に教育を受け育つ。
スコットランドで詩人のパーシー・シェリーと出会い恋に落ちるが、パーシーは妻子持ちであった。メアリーは父親の反対を押し切り駆け落ちするが、パーシーも父親に勘当され金銭的に困難に陥る。愛があればと思っていたメアリーだが、自由恋愛を掲げるパーシーは束縛ない関係を求めていた。

18歳にしてフランケンシュタインを書き上げた女性作家の話。
過酷な人生と愛に生きた女性。
女性の権利が認められない時代に戦った母を持ち、実力で認めさせたメアリー。

メアリーは自らの絶望、孤独の経験を昇華させ、自らの言葉で語ったフランケンシュタイン。読んでみたいと思った。
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