歌手を夢見る内気な少女が、夢へと羽ばたこうとする姿を描いた青春音楽映画。
ヴァイオレットは閉塞感のある家庭環境と故郷の暮らしに辟易している。
そんな彼女は音楽と歌に没頭し、もがき、未来をもぎ取ろうとする。
エル・ファニングの演技は見事。
歌唱シーンも魂がこもっている。
ラストの「Don't Kill My Vibe」は圧巻。
ストーリーはありきたりとも言えるが、エルの演技とオフビートな演出が絶妙にマッチ。
またもや彼女の代表作が増えた。
本当に彼女は素晴らしい女優。
オスカーはいずれ獲るだろう。