えりみ

ガルヴェストンのえりみのレビュー・感想・評価

ガルヴェストン(2018年製作の映画)
4.6
エル・ファニングファンなら是非!
のレビューに引かれて
上映今日までやし予告編もみずにポスターとキャッチコピーだけチェックして劇場へ。

…あきませんやんっ😖
えるたそを愛でるなら
「パーティで女の子に話しかけるには」の方がオススメ(作品はサッパリ?やったけど)。
エルたんが娼婦に扮するならってイヤラシイ気持ちでみた私ですら打ちのめされたので
「マレフィセント」や
「アイアムサム」繋がりでみようとする人には超絶おススメ出来ない😱

薄っすい体してんのに
ブルーのビキニがあんなに似合うのは流石エルファニングとは思ったけど👙
映画観た直後は「マッド・ガンズ」ぐらいの印象やったけど、
気になったところ色々調べたり、
1日経ってまだジワジワきてたりして映画自体は4.3ぐらい。
スクリーンでわざわざ観いへんとアカンヤツ?と問われると
即答出来へんこじんまりした作品。
でも映画の雰囲気や題材が私の嗜好にピッタリ😍で、
サントラ聞きながらこれ書き始めて
「ネオンデーモン」の自分のスコア見直したら、
アレより下は無いわなぁ。。。
と思ってこの高評価に。

予告編は見ないで観に行って正解やった。
本編と違う字幕がついてたりして
なかなかにあざとい(この規模の作品プロモーションとして宣伝担当者を責めることは出来ないレベル、非難しているわけではない)。

ポストカードになりそうな光がきれいなカットが何度かあったにせよ、
かなりハードボイルドなクライムムービーやったし
「誰が監督なん?」と思たら
まさかの美人フランス人女優ってナニその意外性ますます好きになる♪

あと原作が気になる、
早川書房から出ているみたいなので読んでみたい。
何もないオレンジ郡から
ビーチリゾートの街に出てきた世間知らずの若い娘と
病に冒された組織の殺し屋の逃避行。
やっぱり小説も男目線で描かれてるみたい、まあベンフォスターで推しても客は呼べんもんな🚬
でも主人公の男がなかなかに女々しくて愛しいし好演🤭。
アル中で髭面のいかにも無骨なアイリッシュ、
女にモテないわけではないけど
口下手で暴力衝動を抑えきれない。
ノミ屋の使いっぱしりからスタートして今や40歳。
幹部になってもおかしくない歳やし
腕も悪くないのに
未だにトラブル処理係。
煙草バカスカ吸うけど死ぬのは怖い。
死ぬと分かったら
何かエエことして死にたい。
いやぁもうナンデスカ
底辺の憧れのキャラ☺
スペイン系、黒人、金髪白人まんべんなくモテるそんな人間に私もなりたい。。。

映画は、
意味深なオープニングは地雷臭が💦
後で調べたら、
2008年にハリケーン・アイクがガルベストンに上陸してる🌀
ちなみに物語のスタートは1988年。
てっきり2日か3日ぐらいの物語やと思ったんやけどねぇ。。。
説明台詞というか
背景説明が少なくて潔い。
「フロリダプロジェクト」をみていると
じんわりお腹の底の方が暖かくなるかも。
利いてるのか効いてないのかようわからんかった長回しのあのシーンも
いまとなってはジワジワキテる。

本作の主人公ロイは、
ロバート・マッコールやジョン・ウィックとは違うわけですよ。
あんな凄腕おるわけないんやし
監督の意図がリアルを追求したとかそういんじゃないんやろうけど。

咄嗟の機転とか
「オレ凄腕やで」とかほざく素人相手とか、まあ1人2人相手なら何とかなるけど
やっぱり組織相手にするともう成すすべ無いっちゅうかなんちゅうか哀しみ😥
この辺にヤラレました私。
南部の雰囲気も好きなんやと思う私。
山より海が好きやし。


あとは、ほんま役者としての本気度は伝わるけど、
エルたんのエージェントはドSなのか
本人がドMなのか
人気者やのにもうちょっと作品選べばええのになぁとは思う🚬(大きなお世話
えりみ

えりみ