割と最初から涙止まらなくて、観終わって1時間くらい泣いてた。なんなら今も泣きかけてる。観る人によっては深みも面白さもないかもしれないけど、登場人物の距離感が良すぎる。自分もこの映画みたいな心の穴が度重なってもうダメかなと他人が想像も出来ないギリギリな淵にいる。けど今までそんな所から救ってくれたのは誰かのこんな距離感と行動で、どうにか生きてこれた。大袈裟じゃなく。個人的に過食症の友達に最後かけた言葉でまた号泣。
姉が亡くなった喪失感、父親に見捨てられ母親は家にほぼいない孤独感と戦ってる2人にしか分からない穴を埋められたのは互いだけ。生きている中でこうゆう人間と出会えた強さは何にも変えられない。ただどんなに繋がってると思った相手でも他人は他人で、本当の意味では分かり合えない。
色んな世界を見て、今いる小さな世界の美しさを知り、いつも勇敢でありたい。
エルファニングはどんな服と景色でも画になるから完璧だね。もっと大好きになった。
