このレビューはネタバレを含みます
私は好きだったけどかなり悲しい切ない映画
フィンチはずっとなりたい自分を演じてないとダメで、それになりたいと思ってるのに父親の血を引く自分と父親を重ねて見てしまって自分の言葉で自分のモヤモヤを表すことができない。どっかに行ってしまうのは頭が真っ白でどうしたらいいか分からないから自分を制するためにしないとリセットできないから。
バイオレットはいろんな苦しみを乗り越えてもっと自分のことを大事にすることができるようになった。小さなことに輝きを見つけることができるようになった。
私的にはこういう解釈で、割と好きな映画だったけど、友達の悩みの部分が曖昧すぎてもっと深く知りたかったなってのとフィンチは死ななくても良かったんじゃないか、死ぬ間際までいって生きるっていうふうにして欲しかったという勝手な願い。
ただキャストは最高でした
