あまりにもitの正体が分からなくてガッカリという声が大きい気がする。
評判の胸糞END、なんらかの感染症、それによって蔓延する不信感のメタファーをテーマとして考えるならウィル側は感染していない。感染してないのに殺されるから胸糞となる。
しかし感染していない(無実)とはいえ観客目線ではもともと不法侵入者でウィル側がなんとなく怪しく描かれているのでやっちゃえ！やっちゃえ感を後押しする。
じゃあ追放が最善なのかは難しい。ウィルがなんらかの嘘をついているのは間違いないので寝首をかかれる可能性もある。
個人的にはタイトルのIt comesはウィルスや悪の意味ではなくat nightなので夢遊病にかかってると思う。夜だけ何かに感染する訳ではないだろう。昼間でも危険なはずだ。昼間でも彼らは気を使っていた！夜はそりゃ危ないから締め切って出歩かないだけ。夜だけ現れる怪物的なものにミスリードさせていると思う。
夜寝るころ出現するのは夢遊病者。夢遊病者のトラヴィス(ランタン持って歩いていたり、悪夢風現実？を観て目覚める描写)がウィルスを運んできた。という話。
夢遊病者が何の例えかはわからない。無意識に動くもの、自我の弱いものがもたらす厄災？
