ぽっくる

イット・カムズ・アット・ナイトのぽっくるのレビュー・感想・評価

3.5
ジョエル・エドガートン主演。
“それ”が何なのか、何に感染しているのかわからない怖さもあるけど、さらに恐ろしいのは人の疑心暗鬼。
極限状態での心理を描いた作品で、前半の何が起きているのかわからない状態=「ホラー」から、他家族を家に招き入れたことで芽生えた猜疑心=「スリラー」への展開が秀逸!

これだけで満足なのに、もっと素晴らしいのがラストね。
あのラストの解釈は分かれると思うけど、夢遊病はあの子ではなくトラヴィスの方だと解釈。どちらにせよ、恐怖でしかない。
いやー、これ観た人とめっちゃ語り合いたいです。
盛り上がりには欠けるけど、じわじわと蝕んでいく恐怖はさすがでした。
ぽっくる

ぽっくる