FREDDY

イット・カムズ・アット・ナイトのFREDDYのネタバレレビュー・内容・結末

2.2

このレビューはネタバレを含みます

俳優のジョエル・エドガートンが主演、製作総指揮を務めた心理スリラー作品とのことで、内容としては、得体の知れぬ"謎の感染"から逃れようと外界との接触を断ち、森の奥深くの一軒家に暮らす、ジョエル・エドガートンが演じるポールら一家と、そこに助けを求めて転がり込んできた、クリストファー・アボットが演じるウィルら一家を軸に、正体不明の恐怖に追い詰められていく様が映し出されるわけなのだが、今作は正体不明の何かに焦点を当てたものではなく、ケルビン・ハリソン・ジュニアが演じる、ポールの17歳の息子・トラヴィスがこの状況下でいかにして精神が壊れていくのかが描かれていて、謎が解明されない点はモヤモヤとするのだが、それでも最後まで飽きずに視聴の出来る作品だとは思いますし、決して悪くはないかと。ただ、17歳のトラヴィスが純粋すぎると言いますか、この状況下で暮らしていれば過敏な反応を示すのだろうが、事柄と症状の結びつきがわりと安易で単純なものだったので、どこか物足りなさを感じてしまった。
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