なんか、オチは普通なんだが、だが凄くフェミニズムとしていい映画だった。是非見て欲しい。
ネタバレします。
なんか中年の女性の顔を男が見分けがつかないとか
どうせ主婦は道標的な役割で主導的にはならないだろうとか
そういう女性ステレオタイプな思い込みをトリックに利用している映画。
ホモソーシャル世界の中ではなんでも女を悪く仕立てあげようとするし
権力と金でなんでも揉み消せてしまう。
そういう中で被害に遭う女性や女性パートナーがいて、
事件化できない暴力被害者がいる中でもがき続ける被害者たちの希望となるような物語だった。
私も性暴力被害者家族だが、多くの事件において加害者は正直に話すことは無い。
そのことを思いながら、この作品の悲しい被害者家族に思いを寄せると共に、そのような物語を一つのエンタメとして仕上げる手腕が良いと感じた。
オチはある程度読めるけれども
テーマが素晴らしかった!