ふつうに好い映画でした、面白かった(。・ω・。) クライマックスにはグッときた!泣く寸前だった!
板尾監督(筆頭脚本を兼ねる)作品ということで、多少警戒していたのだが、おかしな演出を持ち込んだりせず、実にオーソドックスに丹念に、あるいは無個性に物語をつづっていたので、とても観やすかった。
ただし、鑑賞して最も強く印象づけられたのは、原作がとても素晴らしいんだろうなぁ、ってことだ。例えばそれは、ナレーションのシーンが一番叙情性が豊か、という点にあらわれる。監督は、芥川賞受賞作と対決しようとはしてないんだろう(それが成功につながってると思う)。