ベラボー

きみの鳥はうたえるのベラボーのレビュー・感想・評価

きみの鳥はうたえる(2018年製作の映画)
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三宅唱監督。佐藤泰志原作。
函館の夏に出会った男女男の碧い青春。漂う諦観の奥から滲み出る優しさ。パチパチ焚べる情念。曇った夜空から仄暗いが確かに煌めく星、そんな感覚起きて。
静河さん演じる佐知子。惚れちゃうよね。顎のライン美しい。
若い男二人。だらしなげな肉体含め艶っぽい。「火貸して。」この一言が父君彷彿な柄本ゲノム。
カメラに映った外、描かれていない背景や感情が匂ってくる。感じちゃう。雰囲気じゃなく“ムード”。
街の片隅のなにげなくないけどなにげない、なにげなくない…上手く言えないが良かった…。
音楽も良き。好きです。秀作。

深夜に思い出し。
素晴らしいシーンいっぱいだった。彼らは今どうしてるんだろ。

19.9.8鑑賞
ベラボー

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