Yui

きみの鳥はうたえるのYuiのレビュー・感想・評価

きみの鳥はうたえる(2018年製作の映画)
2.9
「僕」は、失業中の静雄と小さなアパートで一緒に暮らしていた。そんな中、ふとしたきっかけで関係を持った同僚の佐知子が、毎晩のようにアパートへ遊びに来るようになる。佐知子と恋人のような関係になりながらも、静雄も加えた3人で過ごす気ままな青春を謳歌していく「僕」だったが...。

つまらなかったと切り捨てたらいいのか、じわじわと来るものがあると言うべきか、凄く悩むような作品だった。

柄本佑、染谷将太、石橋静河の演技が凄く良かったので、淡々とした日常系のストーリーだけど飽きずに観ていられたかな。

ただ、凄く気になってたんだけど、この人たち何歳の設定なの?まさか20代じゃないよね?30代かなと思って観てたんだけど、だとしたら全然共感出来ないし、子供過ぎて引くわと思ってしまった。(20代前半の設定だったらすみません)

バイトして、バイト行かなかったりして、ダラダラ過ごして、そんなに飲みに行くお金どうしてるの🙄?
ゆるーい空気感、なんとなく皆でいる感じ、好きとか嫌いとかどうすんのーとか、無駄に過ごす時間が振り返るとかけがえのない感じって、若い時なら分かるし、ふらふらした恋愛も、友達とのルームシェアも、とにかく作中の数々の「え?」も理解出来るんだけど…

とにかくそこが引っかかって、30代だと思って観ているので、なんか凄く気持ち悪いなと思った。遅い青春かなにかだったのかな?謎。

謎なんだけど、つまらないとかでもなく、普通に観れたのはやっぱり俳優陣かな~🤔
そんな不思議な映画でした。

あと、石橋静河って誰かに似てるな~とずっと思ってたんだけど、本作で気付いた!染谷将太のお母さん役だった渡辺真紀子に似てる!



2022-91
Yui

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