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きみの鳥はうたえるのみのレビュー・感想・評価

きみの鳥はうたえる(2018年製作の映画)
4.5
スクリーンの中の函館が、(稼いでなくても)、適度に遊べて飲めて暮らせる、そして確実に彼らの居場所になっている。ちょっと羨ましいと思った。馴染みない都会の隅っこにて友達も居らずワープアに近い生活を送っているとあかんで(笑)

さちこさん、石橋さん好きになりました…あやうーい、エロかわいーい、基本シナっとしている雰囲気が堪らなかった。クラブで踊ってるのも、カラオケも最高。「夜空はいつでも〜」のあの子のときは、個人的には人となりつかめず消化不良だったんですが。

働かない静雄と、不真面目に働く僕と、身近にいたらダメなやつだわ〜と思うだろうに。大好きですなぜか!
序盤、アル中ぽい母親と話す静雄見てまず心奪われた。優しい染谷くんの顔、背中、ちょいプヨ腹、、
佑さんのちょっとキレたらやば目の感じと、でも確実にさちこに惚れちゃってる感じ、表情が素晴らしい!

カメラの画角もちょっと不思議で、凝ってるなと思いました。3人の会話は自然すぎるし、情事のときのやりとり生々しいし、脚本と俳優の腕が良すぎますね。あ、あとエンドロールも好み
3人の雰囲気に浸るのでも十分満足ですが、本屋さんでのサスペンスぽいところも目が覚めて良いです!また見たいな
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