3人は夜に生きる。遊び、酒を飲み、踊り、笑い合う。
永遠に続くようなクラブシーン。いつまでも続けばいい。強く握りしめると壊れてしまう美しい時間。きっと誰にでも存在していた瞬間。
ラストシーンに撃ち抜かれる。3人は前に進めたのかな。
役者陣の素晴らしい演技。「自然体」とはまた違う、徹底された「素」の演技力。静かに、さざなみのように伝わってくる感情表現。特に佐知子役の石橋静河さんが魅力的でした。
こういう起こりそうで何も起こらない、生活の一部分を切り取ってゴロン、と見せられるような映画は大好物…。
函館のローカルな景色もいい…。