このレビューはネタバレを含みます
なぜ！日本は！この！映画を！劇場公開しなかったのか！分かってます。本国でもだいぶ物議を醸したからですよね。知ってます。あと単純にこれは日本じゃ受けないですね。
私もキリスト教とか詳しくないので、観た後に解説を読みましたがこういう社会風刺映画の可能性を秘めている宗教映画は好きです。
最初は家という絶対唯一の安全な場所が見知らぬ人によって脅かされる光景にストレスを感じましたが、そもそも主人自体がそれを「分かち合い」だと考え穏やかな表情で接するのを見て、
「あぁこの人は何か人間とは違う次元に生きてる人だな…」となってからはそうでもなくなりました。まぁ自分の家があぁなったら凄く嫌ですが。「火事で何もかも失った」って、本当に「何もかも」であったことが最後に回収されるのも良かったです。
