やっぱり映画が好き

マザー!のやっぱり映画が好きのネタバレレビュー・内容・結末

マザー!(2017年製作の映画)
4.0

このレビューはネタバレを含みます

胸糞映画と聞いていたので覚悟して鑑賞。

ポツンと一軒家に住む作家と妻の元にグイグイ入り込んでくる見ず知らずの中年夫婦、そして何にでもウェルカムな作家、確かにこの前半1時間はキツかった😓
加えて血を吸う壁に鼓動しているような家、これはあたおか人間と不思議な家の不条理ホラーかしら?と思ったら、、、

謎の前半に畳みかけるように、更に上を行く何でも有りなカオスな後半の怒涛の展開!←嫌いじゃない😆
あのキラキラに異様に執着していた作家が、最後にキラキラゲットだぜ!からのエンドレスループ、もう最高やん!
これは究極のタイムループ映画だ、しかも次元が違いすぎる〜 人間如きがかなうわけが無い。
このループに終わりはあるのか、あるなら最後のターンが見て観たいなぁ。

考察読んであれやらあの人やらのメタファーが分かり成程と納得。
ハビエル・バルデムをあの役に配したのは流石、善と悪の二面性を持つ役がピッタリ。
そしてジェニファー・ローレンスの美しさは格別、彼女の視線を通した撮影が苛立ちが一層伝わってきて胸糞映画と呼ばれるだけのことはあった。