皐

マザー!の皐のネタバレレビュー・内容・結末

マザー!(2017年製作の映画)
3.0

このレビューはネタバレを含みます

現代版!簡単丸わかりキリスト教!~世界はこうして創られた~

上記のようにキリスト教こんな感じで始まったよ!滅茶苦茶だね!!!が簡単にメタファーとしてわかる映画、としては星3。(キリスト教がなんとなくわかる無宗派からしたら、って話)

映画としてはもう少し説明やわかりやすさが欲しいと思ったのはキリスト教信者ではないからかな。
(キリスト教信者なら分かった所で冒涜だ!となりそうだけど)
仏教系、キリスト教系教育機関に通い、古事記や日本書紀を学び趣味でギリシャ神話北欧神話を簡単に調べた身としてのシンプルな感想は「やっぱりどこの神もとんでもないな」。

2人の関係は日本神話で例えると、夫はイザナギ、妻はイザナミ。
あの家は「世界」。創造したばかり。


キリスト教で有名なアダムとイブは最初に滞在した老?夫婦。その二人が割ってしまったクリスタルのような物のくだりは禁断の果実を食べたアダムとイブ。
その後に来た2人の息子はキリスト教的世界初の殺人の加害者と被害者カインとアベル。
家に続々と訪れるのは信者たち。水道破裂の水は大洪水(ノアの方舟の大洪水)かな。
家で暴れ略奪し殺害戦争がおこるのは世界で人間が起こしているもの。
妻が産んだ赤ちゃんはキリスト。
聖体なので。
聖体、キリストの「私の体」「私の血」だとしてパンと葡萄酒(ワイン)を食したことを表している?(だとしてもあのシーンほんとキツイです。閲覧注意でしょあれは)

また世界を創りなおそうする神。
そうして始まる新しい世界には新しい妻(母なる大地で聖母)。また繰り返し。妻だけ替えて。


ずっと眉間にシワよせて見てました。どこの!神も!自分勝手!!身重に無理させるな!!

映画でジェニファー・ローレンスのこと『ハンガーゲーム』で見て以来。とてもお綺麗。
皐