全くの予備知識無しで観る。
なんか難しいんだよなぁ…
これは明らかに観る人を選ぶ映画。
ある詩人の男が妻とともに郊外の一軒家に暮らしている。
ある日、その夫婦のもとに見知らぬ男が訪ねて来る。
男は自ら医師だと名乗り、一晩泊まることになるが、翌日には妻だという女性もやって来た。
さらに二人の息子たちまでやって来て、平穏だった夫婦の暮らしは崩壊し始める。
焼け落ちた家屋が、フィルムを逆回ししたように修復されていくFootageから始まり訳が分からないが、それ自体がネタバレになっている。
この作品を観ていての第一印象は、ポランスキーの「ローズマリーの赤ちゃん」でしたが……
不安を感じさせるオーラが溢れているような…
全編を通して観ても、よく分からなかったので、あるネタバレのサイトで確認すると、主人公の夫婦、医師とその妻、そしてその息子たちは、あるモノを象徴していて、作品全体のテーマは「地球の環境破壊」。
そう言われれば、「なるほど」と思われるフシもあるのですが…
聖書の世界と言われてもなぁ…
時間を経てもう一度見直してみます。
凡人には少し難解な…
そして、終盤にはピーター・グリーナウェイ監督の「ベイビー・オブ・マコン」を思わせるような展開になり、少しビビりました。
何て事をするんだ!
アカデミー女優のJ・ローレンスや、エド・ハリス、M・ファイファーなど豪華な出演陣なのですが、彼らじゃなければ恐らく観ないであろうと思われる作品でした。