古川

ハウス・ジャック・ビルトの古川のレビュー・感想・評価

ハウス・ジャック・ビルト(2018年製作の映画)
2.9
緊張と緩和のバランスが絶妙で退屈しなかったし、主人公ジャックのサイコパス度合いも現実味があって良かった。
ゴア描写の完成度もかなり高い。
ただ、ジャックの犯行が場当たり的なのに対し、本人の口からはそれが芸術のための行為であるとつらつら説明されるのが、ちぐはぐで飲み込めなかった。(そういった"人間じみた部分"を描いていたのかもしれないが。)
また、メタ的だが、これだけ犯行を重ねてもジャックを捕まえられていない警察の余りの無能さが気になってしまった。
古川

古川