でた、、、問題作。
数々のホラー映画はあれど、シリアルキラーに様々な視点から入り込んでいくとなぜかホラーでなくなるという恐怖。ラース・フォン・トリアーは描写(人物描写含む)が妙にリアルでああ、‥けど、それを急にポップな方向へ持っていくものだから観れてしまった巧妙さ。そしてたどり着けさせられた先は。
結局この映画はものすごく危険で暴力的だけど、ただこれは人を怖がらす映画だけでなく、人の心の盲点をつく映画だと思ったりする。コンプレックスや盲目さ。私たちは羊である。流されるな。闇に囚われるな。確固たる自意識を大切に…
(実際あまり様々な人に観てほしいとは言い難いのがラース教に入れていない証拠?)ともかくすごい映画でした。