Drive: My Life in Skateboarding(原題)を配信している動画配信サービス

『Drive: My Life in Skateboarding(原題)』の
動画配信サービス情報をご紹介!視聴する方法はある?

Drive: My Life in Skateboarding(原題)
動画配信は2025年6月時点の情報です。最新の配信状況は各サイトにてご確認ください。
本ページには動画配信サービスのプロモーションが含まれています。
目次

Drive: My Life in Skateboarding(原題)が配信されているサービス一覧

『Drive: My Life in Skateboarding(原題)』が配信されているサービスは見つかりませんでした。

Drive: My Life in Skateboarding(原題)が配信されていないサービス一覧

Prime Video
U-NEXT
DMM TV
Rakuten TV
FOD
TELASA
Lemino
ABEMA
dアニメストア
Hulu
Netflix
JAIHO
ザ・シネマメンバーズ
WOWOWオンデマンド
アニメタイムズ
Roadstead
J:COM STREAM

『Drive: My Life in Skateboarding(原題)』に投稿された感想・評価

5.0
[車輪のついた、板の上から]

「生き方を決定する出来事」を今まで二回ほど経験した。
子供の頃『バックトゥザフューチャー』という映画を見た瞬間と、高校生の時に「スケートボード」に出会った時だ。

『バックトゥザフューチャー』は映画という偉大なものを知り、自分の今の職業まで影響を及ぼすほどの「人生の道」を決めたものだ。

そして「スケートボード」は、私の基礎的な「世界の見方」を教えてくれたものになる。

「スケートボード」という乗り物を知る前のイメージは「不良が遊ぶもの」や「アメリカかぶれのやるもの」といった、興味が無いどころか「関わりたくないもの」として捉えていた。

高校生になり、特にやる事なく映画ばかり見ていたある日。少しだけ不良の匂いがした同級生にそれを手渡された。
グラつくバランスの悪い板の上で、何が面白いのだろうかと半笑いだった。

しかし、その少年が私に見せたものは、「パン!」と板を足で弾いて飛びあがるものだった。

自分もやってみるが全くできない。
できないけど、やってみる。
少しだけ浮いた気がする。
もう一回だけ
もう一回だけ
もう一回だけ




この『Drive』という作品は、私が高校時代に大好きだった伝説のスケーター「マイク・バレリー」(私たちはバレリーと呼んでいた)のドキュメンタリーだ。

スケートボードにハマり「スケートビデオ」というものを夢中で見ていた頃、この作品に出会った。
この作品は、私が感じたものをバレリーが体現し、さらに言葉として形になっていた。
そう、スケートボードは「ただの不良の遊び」ではなかった。
バレリーはスケートボードの旅を続けながら、ある学者と対談をしているシーンがある。たしか、こんな事を話していた。

「スケートボーダーたちが、絵や音楽、映像など様々な芸術への開花をしてしまう原因はなんだろうか?」

「それは、スケートボードをする事で、自分と世界を多角的な視点で捉えるからではないか?」

そう。そうなんだ。
車輪のついた木の板で空を飛んだ瞬間、いつも見てる同じ風景が、スケートボードの上だと「全く違って見える事」に気がついてしまったのだ。

恥ずかしい事を言うけれど、世界はなんて複雑なのかと、そして多種多様な角度の「視点」が同時に存在している事をスケートボードで学び、この作品で理解できた。

この作品のラストシーンを今だに覚えてる。バレリーが延々とストリートでスケートをしているシーンだ。
何もわからない人が見ると、ただ延々とスケボーで遊んでるだけにしか見えないだろう。

だけど私には遊びのようには見えなかった。

あれは「自分と多様性との戦い」だ。

思考し、体現し、世界の一端に触れ、
また戻ってくる。

それを繰り返す。

もう一回だけ
もう一回だけ
もう一回だけ




ここが私の、思考の原点。
nidryk
4.5
ロードムービーぽいスケビが見たくてこれ出た時に買ったけど、今見返しておばちゃんまた泣いたわー。
なんて純粋なひと。