原題の"Kaaka Muttai"の意味は「カラスの卵」。主役の兄弟は名前で呼ばれることはなく「大きいカラスの卵」「小さいカラスの卵」と呼ばれてた。名前を言わない意図は最後までわからなかったけど。
実際にカラスの卵を生で食べるシーンがあったが衛生面とか諸々考えると…
お母さんは木登りが危ないと言ってたけど裸足で駆け回る方が…
内容はいたってシンプルで、スラム街に住む兄弟がピザを食べるためにあれこれ奮闘する話。ピザ代の約ま450円は彼らの1ヶ分の賃金に相当する。
そのお金を貯める過程で様々な問題が起きるんだけど子どもならではのユニークなアイデアで解決したり、厳しい現実を見せつけられたり。あっさりもぐだぐだもせず、バランス良く進行した脚本は見事だった。
観終わったあとピザを食べたくなるのかと思いきやそんな気分にさせないラスト。そうきたか笑
途中で歌わないインド映画をもっと観たい。
