嫁(わしも)が西野七瀬のファンなんで、どうせアイドル映画だろうと半ば小バカにしながら見始めたら、なんかめちゃめちゃハマった。結構ウルウルきたし。
当然、みなさん可愛いし綺麗で、特に白石麻衣の美貌は息を呑むくらいでamazon photosには専用フォルダがあるくらい。眼福。それだけでも十分なんだが、それだけじゃなく、映画が意外にもちゃんとしとるし、過不足なくベタな青春ストーリーが逆に響く響く。わしベタが好きなんだ。典型的なものが。ちょっとした匙加減でそっぽを向くが、ちゃんと乗せてくれればベタ万歳。
ベタな青春ものと言えども、ちゃーんと、言葉に出来ない何か美しいものが表されとるというか、いやルックスとかではなくて、美しい何かが立ち現れとるんだな。
それは、もちろん演出力もあるだろうが、やはり演じる女の子たちの素から滲み出るものとしか思えんとこがあって。それを監督が巧く捉えてるわけだ。大前提としてのキャラに合った配役もお見事だった。
トップアイドルでいることって普通のサラリーマンより過酷なことだろ。たぶん。ピュアな志で日々研鑽して多くの人に見られて。
正直、西野七瀬と白石麻衣と生田絵梨花以外は誰と誰が乃木坂なのかおっさんにはわからんかったが。
何事も食わず嫌いはいかんし小バカにしてはいかんな。
とても良かったよ。
