「ブルーリベンジ」主演、脚本家でもあるメーコンブレア脚本、初監督作品
サンダンス映画祭の作品賞受賞はダテじゃないインディーズならではの快作
主人公ルースのキャラクター設定からしてヘン
看護助手でガタイがいいんだけど乙女っぽいところもあって声が可愛い、一軒家に一人で暮らしていて読書とカントリーミュージックが好き、Tシャツにフーディ、Gジャン、デニムにスニーカー、なぜか愛車はマットブラックでシェイカーフード&砲弾ミラー仕様のポンティアックファイヤーバード
ルース以外の登場人物もいずれ劣らぬ変わり者
いろいろツイてない日、ルースが空き巣に入られるところから物語がはじまるのだけど…
ユーモア、バイオレンス、ロマンス、サスペンス…いろんな要素が織りなす奇妙な体験型の90分
構図がビシッときまっていてヨリヒキのリズムがいい、光がきれい、トーンがきれい
それでいて話はというとハチャメチャでその緩急のバランスが心地よい、くすぐったい、気持ち悪い、クセになりそう
音楽も作品世界にしっかり寄り添っている(監督の二人の弟が担当)
追記:主演メラニーリンスキー、大好きな「コヨーテアグリー」でヴァイオレットの親友グロリアやってたのを知ってびっくり