このレビューはネタバレを含みます
随分前に見たからあんまし覚えてない
人魚の女の子二人で陸に上がって生活するところから始まるためどこか同じような2人だと思っていたがそれぞれの生き方や価値観がありそこがすごく作品の核になっていたように思う。男の子が一言で言えばクズだったが人魚と人間という深すぎる溝を受け止めきれない、愛や恋だけでは生きていけない現実を感じた。ファンタジーな世界観から一転最期は現実と非情さで結構寂しい気持ちになった。ただそこまでずっとすれ違っていた人魚の強い愛が現れて少し嬉しいような悲しいような複雑な気持ちになった。途中足とヒレを交換するシーンなど目を背けてしまうくらいグロテスクなところもあったり物語全体として独特な空気感があることなど見やすい作品では無いが見てよかったと思う面白い作品だった
