ゆれる人魚の作品情報・感想・評価

ゆれる人魚2015年製作の映画)

Córki dancingu/The Lure

上映日:2018年02月10日

製作国:

上映時間:92分

3.6

あらすじ

はじめての舞台、はじめての恋、はじめて吸うタバコ――「はじめて」の先にある、私たちの運命。人魚の姉妹が海からあがってくる。辿りついたのは80年代風のワルシャワのナイトクラブ。ふたりはワイルドな美少女。セクシーで生きるのに貪欲だ。一夜にしてスターになるが、ひとりがハンサムなベース・プレイヤーに恋してしまう。たちまちふたりの関係がぎくしゃくしはじめ、やがて限界に達し、残虐で血生ぐさい行為へとふたりを…

はじめての舞台、はじめての恋、はじめて吸うタバコ――「はじめて」の先にある、私たちの運命。人魚の姉妹が海からあがってくる。辿りついたのは80年代風のワルシャワのナイトクラブ。ふたりはワイルドな美少女。セクシーで生きるのに貪欲だ。一夜にしてスターになるが、ひとりがハンサムなベース・プレイヤーに恋してしまう。たちまちふたりの関係がぎくしゃくしはじめ、やがて限界に達し、残虐で血生ぐさい行為へとふたりを駆り立てる。

「ゆれる人魚」に投稿された感想・評価

soratobi

soratobiの感想・評価

4.0
鮮烈で美しい、
青春ダークファンタジー。

人魚姉妹の奏でる音楽に惹きこまれた。
ほれほれ、キミの好きな毒ある世界はコレだろ?堪能しやがれ
って、監督にぶん殴られた感覚。
はい!!好きです!!!ありがとうございます!!!

いやー、良かった。良すぎた。
ダークで切ない都会のおとぎ話。
姉妹の1人がお世辞にも可愛いと言えない微妙な顔なのも含めてリアル。
映画見終わってからも作品に出てくる音楽が頭を離れない。
中毒性高すぎる…。。

イケメンのバンドマンはね…あかん、あかんで。
バンドマンはだいたいクズしか居ないからな(実体験に基づく偏見)
まぁでもあんなイケメンがいたら人魚も盲目になっちゃうわよね。うん、わかるよわかる。でもね、イケメンのバンドマンはほんとに屑ばかりだからな!!!!けっ!!!!くそ!!!!!

ラストは私が1番求めていた展開で嬉しすぎた!!!!
人魚の姉はこうなって、バンドマンはこうなって、人魚妹がこうしてくれたら最高!って思ってたらまさにそのラストで「監督!!!!あんた最高だよ!!!!愛してるよ!!!!!」って1人で歓喜の舞してた。

こりゃ、DVD買ってしまうな。
地元の映画館でも近々公開されるからその時もまた観よう。

メルヘンなおとぎ話に中指立ててる人にこそ観てほしい作品!!
簡単に言ってしまえば現代版人魚姫。人を食べる人魚と人を食べる癖にとある人を愛してしまった人魚のお話。

不思議できらきら綺麗で物悲しいミュージカルという印象。人魚は人の姿になれるけど、水を被れば足は魚に戻り野性を剥き出しに人を食べ、顔だけ良いしょうもない男に引っかかっちゃう純粋さ。要らん愛なんか知っちゃうから!てなるとやっぱりアンデルセンの人魚姫と一緒だな〜〜と
はるか

はるかの感想・評価

3.5
予想以上にミュージカル。サントラ欲しいな。
おいイケメン💢て感じでした。
生臭いんや…確かにこのビジュアルは生臭そうって思った。あと泡が思ってたのと違った!笑
川に捨てた後の狂いようが謎やったんやけど、どういうこと?あと交換した人誰よー。
ena

enaの感想・評価

4.5
初恋は、残酷な味がする。

ポーランドの女性監督が撮った、
ポップでグロテスク思わず息を飲んでしまうような世界。

ヤンシュヴァンクマイエルが不思議の国を撮ったように、原作はあれどもオリジナルティ溢れる。

人を食べる人魚、奇妙なダンス
生臭さ、美しさ、儚さ、報われない恋、泡。

ヤン、エドワードゴーリーなんかが好きな人には堪らない映画じゃないかと。
ポーランドの有名バンドがプロデュースしたという音楽も絶妙に奇妙なでPOPで愛しい。

ゴールデンの美しさがえげつない。。。
いつかのLulaマガジンの表紙だった、強い目をしたとびきりの美少女に似てるなと思って調べなおしたら彼女だった。
大量殺人犯のオルガ・ペプナロヴァを演じただけあって危険な役が良く似合う。
シルバーはゴールデンとのバランスが最高で、愛らしくて普通の10代の女の子って感じで共感できる。

私の中で、人には言えないけど好きな映画になった。
cinemastic

cinemasticの感想・評価

3.5
「ゆれる人魚」人魚がゆれるって...センスが震えるトンだ邦題!オッサンもゆれてた(笑)
海外のレビューでも「ミュージカル・セックスコメディー・ホラー」って書いてあるのがあるくらい、ジャンル不定な映画だった。基本とてつもなくシュール。影ありなパステルカラー。
人魚姫をベースにしているんだけど、改めてこのおとぎ話を現代に置き換えてみてみるとなかなか哀しい。「ありのまま」が良いなんて言うけれど、「普通」というかマジョリティーというか、はみ出し者と見られなくない願望というのは誰にでもやっぱあるような気がする。こんなにも代償を払ってまで「自分」たるアイデンティティーを捨ててほかの何者かになろうとするのは、現実にあるようで心が痛む。
swannn

swannnの感想・評価

3.7
世界観の統一加減
冒頭のアニメーション
音楽と姉妹の美しさ
夢みたいに美しい人魚じゃなくて生魚のようなグロさ、海にいる生き物の得体の知れなさ 気持ち悪さが、独特な世界観を醸し出していてよかった

終わり方はあんまり好きじゃない、ぷつって切れてしまうんじゃなくてもっと納得できる終わりがよかった
horahuki

horahukiの感想・評価

3.0
う〜ん…これは合いませんでした。
単純に私の好みじゃなかったです…(~_~;)

冒頭のアニメーションが良いですね!髑髏が浮かぶ薄暗い洞窟と、その中で泳ぐ美しい人魚という、まさにこの映画の世界観を体現するような素晴らしいオープニング♫

人魚姫の物語を下敷きにしていて連想させるようなシーンがところどころにあるので大筋はわかりやすいのですが、イマイチ登場人物たちの心の動きが読みづらくて、あんまりハマりませんでした。

まず、この人魚たちがなぜ人間界に来たのかの動機部分がイマイチ掴めなくて、何を推進力として、どういった着地点を期待して物語を見れば良いのかがわかりませんでした。色んなものを省いて、人魚たちがクラブの歌姫として活躍しだす様子が冒頭で描かれるのですが、ミュージカルシーンに乗せてそういった心境面を表現するのかと思いきやそういうわけでもなくて、なかなか物語が見えてこず乗り切れない。でもまあ特に深い理由はなくて、恐らく単純な好奇心なんでしょうね。

描かれてるものは『ジンジャースナップス』と似ているのかなと思います。あちらは獣性の現出を大人への成長と捉えていましたが、本作ではむしろ獣性の喪失を成長としているのが面白い。獣性のままに手当たり次第に食人をする行為を子どもと考えてる感じですね。

そして『ジンジャースナップス』でも『RAW』でも、抑えきれずに溢れ出して来るものとして描かれている「大人への変化」ですが、本作では、自己の意思での制御がある程度可能だし、他者の犠牲の元に成り立つような描かれ方をしているというのも変わってます。

ただ、そういったところに少し違和感を覚えてしまって…。姉妹というのを同一人物の表裏のような扱いをするのも『ジンジャースナップス』に近いのですが、わかりやすい表裏関係とはしておらず、双方に重なる部分があるように思えるんですよね。その方がリアリティはあると思うのですが、それだったら姉妹にせず素直に同一人格でやれば良いと思ってしまいました。それに、「大人への変化」を、自然と溢れ出して来て抑えられず強制的な変化をもたらすものと捉えた二作の方が、単純にしっくり来るというか。ラストの顛末もあんまり納得いかないし。人魚姫の物語に引っ張られすぎてるような気がします。

かなり話題になってたホラーミュージカルですが、私はあんまり好みじゃなかったです…。でも、唯一無二な世界観を作り出してる作品でもあるので、ハマる人はとことんハマる作品だとも思いました。レンタルになったら再チャレンジしてみようと思います!

このレビューはネタバレを含みます

ロマンチックじゃない。
ワルシャワ沿岸で見つかり連れ帰られた人魚姉妹。
人魚伝説に馴染みがないと何かのデフォルメかと思ったがそうではないと思われる。悪魔的でも天使的でもなく本能的な行動。
ロマンスに溺れる姉と人魚然としている妹のコントラストは面白く、美的センス溢れる画面作りは秀逸だがそれがストーリーテリングの推進力になっていないのが致命的。
黒の締まりが悪いのは多分劇場設備の問題。
mroq

mroqの感想・評価

4.3

このレビューはネタバレを含みます

おとぎ話としての人魚姫の物語にダークでロックな要素を詰め込んだ作品だけど元のストーリー同様にちゃんと切ない気持ちになりました。
謎なシーン(人間になる手術のときにいたもう1人。。誰。。?)が多いような気がしたのでもう一度観たいです。
>|