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ゆれる人魚のmのネタバレレビュー・内容・結末

ゆれる人魚(2015年製作の映画)
3.1

このレビューはネタバレを含みます

ダークファンタジー・ミュージカル。なんてなくずっと不穏で不安で、海の底のよう。たまに差し込むプリズムのようなきらめきは、さながら海底から見上げる陽の光。人魚に変わるシーンもなんだか生臭い印象だけど、それがこの映画の魅力のひとつで、私は好きでした。グロテスクシーンに耐性がない分この評価だけど、人魚同士の超音波?での会話シーンも、フィグ&デーツというグループ名も、全部それっぽくて好き。

“あなたは私の鼓動だった
私の命そのもので いつしか過ぎ去る春
私が見た夢と はかなく消えた夢
私の風 私の果実酒 私の笑い声だった”
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