ビブリア古書堂の事件手帖のYuyaのレビュー・感想・評価

一歩足を踏み入れれば そこは
本とその香り そして幽かな光に包まれた異世界
こうゆう背景つくりには 三島監督の繊細な感性を感じたなぁ

ま 「それから」を語り口に飾った段階で ぶっちゃっけ 不倫話が軸になっちゃうのは明白で 漱石と太宰をネタにした キャラの後付け感は否めなかったけど
それなりに自然に流れてゆく物語の流暢さは 良かったかな
時代の間だけを行ったり来たりの 時空のロードムービーみたいなね

いやはや 古本屋の女主人は 探偵になった方がいいって 絶対に！