あぶないあぶない、やたら神妙な雰囲気に騙されそうになるけど、これは普通にパニック映画として楽しまなあかんな笑
けど、それこそクリストファーノーランの映画みたいな、思わず深く深────く考えてしまいそうになるほどの魅力があるのは確か
この映画、95分しかないのが、かえってもったいなさを助長させてるように感じる
これ、演出次第では150分ぐらいの大作にしても全然苦にならんほどの可能性を秘めてると思うねんけど
ちょっとワンパターンすぎたよな
結局、"海底版エイリアン"っていう域を出てない、というより、あえて出ないようにしたんかな
あくまで、小規模なパニック映画にしようという控えめな姿勢をすごく感じる
だからこそ、ラストの異形の姿が際立ってるともいえる
実際、あれはかなり衝撃的やった
エイリアンのクイーンほどではないかもしらんけど、今までそれなりにパニック映画を観てきた中でも、結構驚かされたもんな
同じ惑星に未知のモンスターがまだまだ潜んでるかもしらんって考えたら恐怖すら超えてもはやロマンチックじゃない?
クリステン大好きな人たちにとっては、貴重な金髪坊主姿を拝めるってだけで一定の価値がある作品笑