東京国際映画祭2017。
いやー「坂本龍一」という音楽家いや、もはや音マエストロの域に達している男にとにかく痺れっぱなしの102分。そして、そのはにかんだ笑顔に癒される。。。音と常に闘っているが優しい人柄に溢れている。
「音を釣る」
作品を通して「坂本龍一」は既存の楽器だけでは無く、自然いや、地球全体を楽器の一部として捉えているような気がしてならない。
ドキュメンタリーとしても素晴らしい出来で、寸分の狂いもなく「坂本龍一」という天才をとにかく作品全体を通してバランス良く捉えている。とても初監督作品とは思えない仕上がり。映画ファンも納得させる裏話もありそこも素晴らしい。
音楽ドキュメンタリーとしてだけの型に嵌められない社会性メッセージにも富んだ大傑作。