NHKで放送されていたのを録画して鑑賞。
映画の内容は全く知らず、好きな音楽家の1人である坂本龍一の映画というだけで観た。
冒頭から311の映像や国会前の反原発デモの映像など緊張感溢れるシーンが多いが静寂と高揚が渾然一体となった名曲「戦場のメリークリスマス」の演奏シーンに一気に持っていかれる。
本作は2011年から5年間の坂本龍一の現在を追ったドキュメンタリーである。
坂本龍一が病を患ってる事を告白し、薬を飲むシーンが映し出されたとき、ちょっとキツいな…と思ったが、YMOの映像が流れテンション上がる。
俳優と音楽で参加した大島渚の戦メリとベルトリッチのラストエンペラーと音楽を付けたシェリタリング・スカイ秘話。
イニャリトゥのレヴェナントの事や坂本龍一が好きだと言う、タルコフスキーの惑星ソラリスの映像。北極やアフリカ、自然と音楽。録音と作曲。
興味深い映像が流れ飽きずに観れた。
昨年発表したアルバムが海外で高い評価を受け、(1位!→https://www.factmag.com/2017/12/20/best-albums-2017/ )
彼をリスペクトする海外のミュージシャンも増えている。
まだまだCODAと言わずに新作を聴きたいものです。