序盤から軽快な編集で映し出される戦車、軍艦、爆撃機の数々。ド迫力の映像と自信に満ち溢れたナレーション、戦場とクリスマス休暇のギャップに気圧されて終始開いた口が塞がらないが…。

Rakhmaninov
《Concerto for piano and orchestra No.2
c-moll Op.18》
in 1942

ドイツのロンメル率いる枢軸軍vs連合軍(米英等)の北アフリカの派遣を巡る戦い
アメリカ側の記録映像、確かに貴重なのだが…
武器も戦闘員も食糧も備えた圧倒的な兵力
爆弾を落とし、機関銃の弾が飛び交う戦地
これを見ながら沖縄戦や原爆の事を考えるとすごく心中複雑…いや日本が仕掛けたからこそ余計に…
ナチスドイツを潰した連合軍、何万もの同胞、敵軍の死の上に立つ勝利
この後始末の後の話を暢気に以下の様に話している。
砂漠にダムを、密林に道を
海を渡る橋さえ　きっとできる
やりがいのある仕事が良い
戦争をする奴はぶっ飛ばせ
世界中の子供たちの笑顔を取り戻そう
この言葉をすんなり受け入れられるわけがない。勝者の戯言やん。
綺麗ごとばっかり言ってんじゃないよ。