途中まで『E.T.』モロパクしておいてそこから一気に突き放すラストにめちゃめちゃ痺れた。意味不明で不条理なものを人間が勝手に解釈して勝手に振り回されてるだけなのが滑稽で面白い。
飯食う。エロいことする。飯食う。エロいことする。…それだけか。意味深には見えるけど、結局よくある触手モノのAVと何が違うの?
コレは本当の怪作であり超絶大傑作。ひきこが完成する瞬間のビジュアルが何より素晴らしくて惹かれた。ドス黒い青空、真っ赤なワンピース、復讐の哀しさを表情一つで物語ってる。
ヤラセがマジになるってストーリーやっぱ良いな。カメラマンのわざとらしい喋りまで不気味。「怪怪ちゃんねる」の作り込みからして面白い。導入クソ長くても終盤は息詰まるレベルの怖さ。
ちょっとアンバランスな気はした。藤丸のステゴロよりもっと見せるモノあっただろ…。お祭り映画やってる割にちゃんと喋らないのも普通に興醒め。逆にゲーティアは喋りすぎで小物感強い。
ファンサ要素強すぎないか?個々の戦いそれぞれにフォーカスしていて演出と台詞がよりドラマチック。掴みのマシュvsランスロットとアニオリ全開の三蔵vsモードレッドは超絶激アツ。
描写がサラッとしすぎ。聖抜もダ・ヴィンチちゃんも流星一条もやってることの割に何の悲壮感もない。他キャラが棒立ちしてるのが特にキツい。台詞が多いので声優の熱演だけは印象に残る。
周りの方がよっぽど企画に対して真剣だよなコレ…。流石にキツい。人が何故嘘を吐くのか考えさせられる。一番虚しいのは女優とのラブラブな雰囲気もSEXが気持ちいいのも全部嘘ってこと。
究極の映像詩。一面真っ白な北海道でひたすらにカメラを回して自転車を漕ぎ続ける画の迫力といったら…。
平野勝之のドキュメンタリーというだけでなく松梨智子のドキュメンタリーにちゃんとなってるのが凄く良かった。カメラにしか本音を晒せなくなった末路、顔面に張り付いた笑みの怖さよ…。
旅の最中でいろんな人と出会って刺激を受けていく感じがめっちゃ好き。ケンカするし自転車漕ぐのもうんこ食うのもツラそうだが、見てる分には微笑ましい。愛らしさが溢れてる。
前半の生々しい不倫ビデオから一転して後半では主演女優不在のままAVを撮ってしまうというヤバさ。フィクションとドキュメンタリーの融合がここまで納得感ある作品は他にないのでは。
親は全てを見透かしている感。打ち明けるまでの緊張感パなくて途中までハラハラしっ放しなんだけど、最終的に落ち着く場所が暖かすぎてすげー良い感じの家族ムービーになってる奇跡。
『シン・エヴァ』で見たかったモノが全部観れて最高。何故この狂気の沙汰を『仮面ライダー』で…。ド頭でセルフパロしてて潔いけど、あまりにも『エヴァ』旧劇を引き摺りすぎててヤバい。
20年振りの関係を一気に精算する終盤のガチバトル堪らん。ラストだけは傑作。それまではデカい音ばっかのセンスないショック演出が続くが、コレでも『13金』撮ってた頃よりはまだマシか。
何喋ってても頭に入らん。意味不明なシチュ、必然性のないカット割のオンパレード。ビジネス本の映像化としては流石にノイズが多すぎるが、そのノイズ部分が面白いんだから仕方ないか…。
輪郭線を排して色合いを最大限見せるアニメーション。氷の冷たさと日の温かさがダイレクトに伝わってくるし、それは人の冷たさと温かさというストーリーにもリンクしてる。上手いなぁ〜。
言うまでもなくアーティスティック。カラスの見せ方が好きだった。平面的なアニメの不穏な奥行き…。主人公への共感度は低いが、宗教的なメッセージ性を汲むと話はかなり腑に落ちる。
原作はもっとポテンシャルあるよ。実写版はいろいろと惜しい。手塚くんは千輝くん大好きツンデレ野郎なのに当て馬扱い、“片想いごっこ”の解釈も微妙。総じて過程が描かれてなさすぎる。
意外とビジュアル良いよ。立体的なショットが多くて見かけ以上に撮影が印象深い。主演一人だけ佇まい美少女すぎるのもヤバい。透き通ったワイシャツの制服スタイルが異質でインパクトある。
野外プレイがちょっと解放感あってエッチだったが、それだけ。基本は室内だし、過激なことも全然してない。女同士で絡んでるの見せられるだけじゃAVでも普通に面白くないんだよな。
クリプトン星爆破のテンポ良すぎてワロタ。84年版よりストーリーちゃんとしてる。スーパーガールとガッツリ絡むバーバラ(バットガール)や先輩面するスーパーマンが見れるのは楽しい。
80年代特撮は飛翔シーンだけでも観る価値アリ。ストーリーはガバいけど、ヘレン・スレイターが明るく朗らかで可愛すぎるから全部最高。アイドル映画として100点満点の魅力に溢れてる。
パロディのレベル高いし、ストーリーも普通にちゃんとしてて面白い。アーサがドS感ある攻めしてんのエロすぎて最高。前半がモブキャラのSEXばっかりなの地味に勿体ない気はする。
9.11後のヒーローの在り方を問い直す、あまりに重すぎる傑作。文字通り何があっても“帰ってくる”、スーパーマンの肉体と精神の不屈さを描いたラストの展開は本当に本当に素晴らしい…。
核廃絶なんて非現実的な夢を真剣に訴えるスーパーマン、それに説得力を持たせられる荒唐無稽な脚本とリーヴのスーパーマン力がやっぱり凄い。つまらない映画だけど、嫌いじゃないよ。
スーパーマンvsクラークはシリーズきっての名シーン。闇堕ちスーパーマンがちょっとアブない男になるのも好きすぎる。前2作とは違う80年代らしいハチャメチャな派手さがあって楽しい。
レスター版のヘボい出来が嘘みたいな大傑作。展開全てに無駄がなく壮大。続編としてこちらが圧倒的に完成されている。ジョー・エルの出番次第でゾッド将軍の見え方が変わるのも新鮮。
全体的にどこをどう見ても能天気な感じが拭えず。エッフェル塔なんかもシチュエーションとしては好きだけど、編集がタラタラと冗長なのが頂けない。デートシーンは無駄に長すぎる。
ロイス幼少期の小ネタ、ジョー・エル登場シーン、終盤の地震など、基本的にどうでもいいシーンがちょっとだけ長くなっている。全体的な印象に差はないので、劇場版の方だけ観てればOK。
リーヴのスーパーマン像が素晴らしすぎる。原作のイメージを完璧にトレースしたその佇まいといい、あらゆるシーンが画になってるし、変身前のヘタレ具合とのギャップなんかは本当に最高。
メッセージ性が強くシリアスな作風はかなり印象に残る。最後の台詞が「互いの生き方に干渉してはいけない」なのも、コレがスーパーマンの物語であることを考えればなかなにロックだし。
画が上手すぎる。光線を跳ね返すスーパーマンの動きがいちいち力強くて良い。勝手に捕まって助けられただけのロイスがラストでしてやったりみたいな顔してるのなかなか解せないが。
空間を広く使ったドタバタ感はないものの、古典的なマジックやレコードプレイヤーの使われ方にいろいろな工夫が見れて面白い。動機がメス猫の気を引くためってのも単純すぎて最高。