このレビューはネタバレを含みます
すっごい面白い駄作。話のテンポダルすぎるのに、あまりにもあの時代のアメコミ映画レクイエムすぎて泣けてくる。ありがとうX-MEN。ありがとうマーベル。ありがとう20世紀FOX…🙏。
説明的な割に場面はやたらと唐突だったり、スペクタクルな見せ場の弱さがどうにもチグハグな気がしてな…。全く面白くないという訳でもないが、それ故に余計なモヤモヤが溜まる一作。
キャラクターのわちゃわちゃを楽しむ映画に振り切ってる割に、ラストで何のフォローもなく適当なオチなのがなんかハマらんな。2本目にもなってよく分からんイメージ映像に若干飽きる。
胡桃のキャラ解釈が原作からめちゃめちゃ薄っぺらくなってて流石にビビるが、ストレートな青春バカエロ路線で中身は正直悔しいほど面白い。ラストのUFOの描写は浪漫感じるなぁ。
京子が相変わらずの癒しキャラで満足。パンチラのシーンはバカ笑った。肝試しやデートでじっくり仲を深めていく辺りは盛り上がりも少ないので、映像化では若干退屈さが勝る気もする。
めちゃめちゃ納得度のある実写化。原作のドキドキする部分はそのままに、ギャグはシュールに解釈し直してちゃんと笑えるクオリティになってるの凄い。EDに青春を垣間見てちょっと泣く。
最終作でちゃんと主人公の成長が描かれてるのがポイント高め。ラストは概ね原作通りの切なさで、改変部分はちゃんと実写版これまでの展開を活かしたモノになってるのがまた良い…。
前作が何だったのかってくらい原作に忠実。海合宿のシーンが青春すぎて良い…。おしっこのシーンのフェチ具合もなかなか。3作目にしてようやく見たいモノが見れたという感動。
流石に展開が気に食わない。浪漫倶楽部のホモソーシャルなノリ自体否定されるべきモノだったハズで、それを死守するためにオナニー発電しますとかもう明らか原作を読み違えてると思う。
胡桃を好きになる描写が弱すぎ。原作は究極の純愛なのに、実写化でその部分に説得力を持たせられなかった結果、何故かオナニー我慢する人を延々見せられるよく分からない映画になってる。
ライティングもカッティングもサントラも超絶。地獄みてえな映画で本当に最高。展開早くて目は離せないし、ジメジメした雰囲気はJホラーのド直球で素晴らしい。オチまで完璧で泣いた。
映像もお話も信じられないくらい独り善がりで爆笑。デカい金、ワルい男、エロい女、ヤバい殺し、描かれていることに何一つ具体性がない。そしてあり得ないくらい格好いい。悪魔的すぎる。
凄惨なカタストロフとどこか寂しげなおんたんに情緒を掻き乱される…。ラストはアレくらいが原作よりも力強くて良いと思う反面、大葉の活躍を目立たせたのは完全に蛇足だよなぁ。
とぼけた顔してシビアな世界観、後章に向けての意味不明なストーリー展開の中で、おんたんの優しさと二人の友情に心底泣く…。あのちゃんの演技マジでクソヤバすぎ良すぎるでしょうよ…。
超超超超超超超超超超超超超超超超超超超超超超超超超絶大傑作。泣くしかない。
爽やかで切ない百合映画の最高峰。ギャグは全部スベってるし、キャラは全員トチ狂ってるが、それもマイコの可愛さと神秘性すら感じさせる壮大なラストの前では些細な問題にすぎない。
時間の無駄。102分全部イカれててヤバいんだけど、ラストシーンはガチでブッ飛んでてヤバすぎる。
列車のナンバーワンって意外と地味に映る。凄さが一目で分かるような画は少ないので…。駅や路線の風景ショットの方が見応え感じる作りで、ちょっと渋すぎないか?と思ったり。
杉咲花のピュアさが癒しの映画だが、ピュアなだけではどうにもならない現状、主人公の成長をもう少し描いてほしかった。原作に比べるといかにこの映画が綺麗事のみに終始しているかは…。
完璧すぎるラストシーンのために100分近くもしんどい展開を見せられる…。
露骨な尺稼ぎがもう酷すぎ。後半ストーリーとか訳分かんなくなって、ポルノまがいのキ●ガイ変態行為やりたい放題なの笑った。Z級映画の遠慮のなさをまざまざと見せつけられた感じだ。
中身虚無すぎ。長回しで語ってることも内容が薄っぺらすぎて最悪だった。あの原作の実写化、あのドラマの続編が何故この出来なのか…。これは10年後の設定で企画通した奴が悪いよ〜。
相変わらずこれ高木さんでやる意味ある?って感じの…。そもそも夏休みに猫飼う話自体茶番くさいのだが、その猫の描写すら稚拙すぎて終わってた。上映時間73分なのが救い。
上品で王道の時代劇だった。期待は外さない出来だが、白石和彌監督ならもっと泥臭い内容で観たかったなぁという感じもする。『凪待ち』の香取慎吾に比べると草彅剛は品がありすぎ。
中身相当にヘンテコで正直イマイチ。薄寒い感動演出もショボいVFXも犬のエンドロールも全部ダサい。ヒロイン二人(特にピンキー)の可愛さでギリギリ成り立ってるだけ。
マジでセルフオマージュ多すぎ。ほとんど観たことあるようなシーンや演出がずっと繰り返されてて流石に笑った。井口昇の過去作の要素全部を98分に詰め込んだ総集編みたいな…。
分かりやすいくらいに成長要素のある青春アイドル映画で痛快。とは言えこの題材でファンや観客の存在がほとんど描かれないのは流石に気になる。死生観が割と踏み込んでるのは井口昇らしい。
✊🐵←これ爆笑。マジで全編面白すぎて、このアクションの物量を強引に成立させるスッカスカの脚本とド派手なVFXが優秀すぎる。ここまでやり切るだけで100億点の価値ある映画。
エッチな誘惑に気持ちよく溺れてしまえる話の上手さ、オチもサッパリしてるのでバランスが良い。タオル踏んで尻を揺らしながら歩くシーンの滑稽さとかも含めてずっと最高だった。
田舎の大自然に汚れなき全裸の乙女、そこから胡散臭い画家のおっさんに誑かされて性に目醒めていく流れもベタ中のベタだし、もうエロすぎるよ…。
心底バカっぽくて笑える。あからさまなモノローグでしょうもないオチが約束されているのだが、にしてもあまりにもほのぼのな結末。食事シーンを何度も下品な撮り方するのが鬱陶しい。
カタギの人間が鉄砲持った時の滑稽さが上手い。カタギとヤクザの境界を描きつつ、それがあくまで日常の延長線上で曖昧に近接していく世界観は唯一無二。しかも結局ラストはそれかよって。
序盤で設定も正体もほとんど明かされてるので、その後の展開をどう面白がればいいのかが難しい。逃げてるとこ引きで撮ってても迫力ないし、子供のゾンビってそもそもあんまり怖くないし。
MV風のオシャレ映画って感じの編集で中身スカスカ。フェミニストの乳首解放プロパガンダとして捉えるには、残念ながら映画の強度が少し足りてない気がした。