Aix

マルドゥック・スクランブル 燃焼のAixのレビュー・感想・評価

3.5
蒼穹ファフナー EXODUSやPSYCHO-PASSシリーズなどで知られる冲方丁が原作脚本を務めたマルドゥックスクランブル三部作の二つ目の作品。死にかけた少女娼婦がネズミの相棒とカジノをする話。

既視感だらけのサイバーパンクな世界観とガンアクションが目立っていた前作に対して、今作はかなり舞台が絞られていました。アクションのない地味さを豊かな極彩色でカバーしていたと思います。一作目であざとかった女性観が若干マシになっていたのも良かったです。ただまあ話の軸が完全に1匹のネズミを巡る三角関係になっていて、やや気持ち悪かったのが否めません。個人的にはもうちょっと恋愛描写のシナリオを綺麗にまとめておいてほしかったです。
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