2017年 劇場観賞80作品目
シャーリーズ・セロンの、シャーリーズ・セロンによる、シャーリーズ・セロン好きの為の作品。(長回しのシーンが衝撃的で+0.3。)
あえてセロンの良さ以外で印象的だった部分を挙げるならば、ベルリンの壁崩壊直前の時代設定なんだけど、東西戦争の退廃的で寒々しいなかにも、音楽や人々のファッション、インテリアなどでいいかんじにスタイリッシュさ、華やかさの演出がされていたのが映画だからこそだな。とおもった。とくにスパイサスペンスというジャンルぽくない選曲がとても効いていると思う。
アクション、サスペンス好きな方はもちろん、ファンションとかアート映画しか観ない人がみても楽しめそうです。
話自体が結構ややこしいので、かなり集中してみないと分かんなくなりそうですが、かなり集中してみると、痛快、壮快なラストを体感できる作品だと思います。(人物の相関図だけ予習しといても良いかもです。)