かわだ

アトミック・ブロンドのかわだのレビュー・感想・評価

アトミック・ブロンド(2017年製作の映画)
4.0
予告からの予想とはいい意味で離れて、硬派な頭脳戦系スパイ映画だった。二転三転して最後はまじかと思わされるも、よくよく考えると伏線がたくさんあってよく作られてる。ただ回収されてない伏線も多くて謎も残る。

ジェームズマカヴォイ演じる英諜報員パーシヴァルが憎めないキャラでよかった。





以下ややネタバレ

疑問点
ロレーンはパーシヴァルが情報を得たことを襲撃されるまで知らなかったのか。
ガスコインとの関係性。ほんとの恋人なのか、スパイしてただけなのかよくわからず。
リストにはサッチェルの真の飼い主について書かれてたのか。だとしたらガスコインも知ってたことになる。リストはそもそも誰が作ったのか。
最後のシーンでパーシヴァルはサッチェルの本当の正体(どっち側か)を知らなかった?それともKGBに吹き込んでたってことは知ってたのか。けど、知ってたならスパイグラス移送の作戦にカーツフェルドをわざわざ巻き込む?
冷戦が40年長引く情報って何?ロレーンの偽情報が鉄のカーテンに亀裂を生んだとはどういうことなのか。

この辺の整合性がなく、いくつか伏線が回収されてないので少しモヤモヤする。
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