予告からの予想とはいい意味で離れて、硬派な頭脳戦系スパイ映画だった。二転三転して最後はまじかと思わされるも、よくよく考えると伏線がたくさんあってよく作られてる。ただ回収されてない伏線も多くて謎も残る。
ジェームズマカヴォイ演じる英諜報員パーシヴァルが憎めないキャラでよかった。
以下ややネタバレ
疑問点
ロレーンはパーシヴァルが情報を得たことを襲撃されるまで知らなかったのか。
ガスコインとの関係性。ほんとの恋人なのか、スパイしてただけなのかよくわからず。
リストにはサッチェルの真の飼い主について書かれてたのか。だとしたらガスコインも知ってたことになる。リストはそもそも誰が作ったのか。
最後のシーンでパーシヴァルはサッチェルの本当の正体(どっち側か)を知らなかった?それともKGBに吹き込んでたってことは知ってたのか。けど、知ってたならスパイグラス移送の作戦にカーツフェルドをわざわざ巻き込む?
冷戦が40年長引く情報って何?ロレーンの偽情報が鉄のカーテンに亀裂を生んだとはどういうことなのか。
この辺の整合性がなく、いくつか伏線が回収されてないので少しモヤモヤする。