mar88

全員死刑のmar88のネタバレレビュー・内容・結末

全員死刑(2017年製作の映画)
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このレビューはネタバレを含みます

「孤高の遠吠え」の小林監督、作品。
夜明けとか、夜の道を車やバイクで走っているシーンが印象的で、間合いに特徴があったことを思い出した。

面白かったし、「監督は映画が好きなんだろうな」というシーンがありそういう意味では好きなんだけど、実際の事件がモチーフということで、あまり笑えないということが、個人的に残念。


毎熊さん、藤原季節くんが「ケンとカズ」以来に見れて嬉しかった。
ただ、藤原くんがあんなに早くいなくなってしまうとは・・・
落合モトキくんもやっぱりいい。あの「頭出せ」って言われたときの目は「諦め」そのもの。
主役の間宮くんは多分初めて観たんだけど、最初はキレッキレのおバカにしか見えないんだけど、だんだん進むにつれて追いつめられて行く感じなんだけど、おバカはそのままで、一瞬映る顔が切ないんだけど、でもやっぱりおバカってゆうのが絶妙だった。
父母兄に殺しを指示されているから、そこだけ聞くと同情しそうなもんなんだけど、決して同情させてないってゆう凄さ。


とりあえず「いつかギラギラする日」は観よう。
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