これは、観たタイミングがきっと悪いから 自身の評価があまり良くないのだと。
リーアムニーソンだ。誰がなんと言おうともリーアムニーソンは、昔っから渋くてかっこいいのだ。
自分はあまり映画に詳しくもなく観てきた本数も物凄く少ないので
リーアムニーソンのイメージと言えば
○クワイガンジン←自分の心の半分以上を形成するスターウォーズの中の目を逸らしたくなる程の苦手なプリクエル作品内の唯一許せるキャラ
○ラーズ←ダークナイトシリーズの重要なキャラ
○シンドラー←言わずもがな
○怪物はささやく における怪物の声役
位しか知らないが殆どは超大作。
そして、作品内の世界観は異なれど一貫して 多少のアクションはあるが、言葉や目力の演技が魅力と、、僕のイメージはそれ。
さてさて、2022にもなって、そういえば これは映画館の予告で見たっけな、と思いチェックした結果、、、。
微妙な時代感の古さが、味わいとして美化されず、少し痛々しいという違和感がラストまで払拭出来ず。
公開当時に観ていたらきっと違う感想を持っていたに違いない。
ここ数年で体験した ダニエル版の007の質感が基準になってしまっているので、悲しきかな この薄っぺらなストーリーやトントン拍子の展開から一時たりとも手に汗を握る事の出来ないノンスリル感にがっかりしてしまった。
そんなに好きでもないカーチェイスシーンひとつとっても超一流プロダクトの007は やはり 引きの構図なども混ぜ込み 単なる速さのみで迫力表現していないのに、凄くスリリングかつ、美しいのに対し本作は それが監督さんの味なのか?とにかく寄りの構図や画面の切り替わりが目まぐるしく それが仇になり?スピード感を全く感じられなかった。
全体的にあっさりだ。
娘と共に海外マフィアに騙されて連れられる友達の浅はかさも コントレベルで、んな、アホな、と作品の大切な導入に引き込まれないどころか、しらけさせられてしまったし。
けれど、本作がヒットしたからこそ?これが人気シリーズ化しているのだから、それはきっと自分のセンスしかり、、いや観たタイミングを悔いるべきか。