日本漫画の祖と言われている北澤楽天の半生を描いた作品
正直、題材にされている北澤楽天を知ってて観た訳でなく、最近悪の強い役のイッセーさんしか観てなかったので、久々に普通(笑)の役に就かれていた観賞
楽天を取り巻く人々が多く、一度観ただけでは、人物構成が難しいなぁと思いつつ、ある意味、今までに語られることのなかった北澤楽天の、今後の資料題材という位置付けでも重宝されるのではと思う
時代に翻弄され続け、最終的に彼に何が残ったという訳ではないけど、「漫画家」という職業を確立した楽天の先駆者的価値はもっとあってもいいのかもしれない
イッセー尾形のキャラクターの成りきり度は相変わらずすごいなぁと思う
エンディングに楽天本人の写真が出てきたがほんとそっくりだった
興味深い作品でした