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ポーカーナイト 監禁脱出の本好きタマゴのレビュー・感想・評価

ポーカーナイト 監禁脱出(2014年製作の映画)
1.3
イケメンでクラスの中心やってて、性格悪いけど、お調子もので陽気な性格、上の人に可愛がられるのが上手いみたいな人が凄いボロクソにボコボコにされる映画なので、そういう人種を嫌いな人が見るのはオススメする。


新しい挑戦をしていたなという映画だった
(映画監督目指してる人は是非)

悪役の描き方
過去と現実を交えて選択するストーリー
最初に大切だと伝えた事を反語して諦める、から続く結果(1番凄いと思った部分)



しかし、それを全て映し出すには時間が足りてないのかなとも

オススメの点としては、悪役がかなり魅力的で引き込まれる。コミカルに描かれていたり、やってる事は本当に気持ち悪いのだが、この映画に出て来る登場人物の中で1番頭が良いので主人公よりも魅力的に写る。人気投票を行ったら圧倒的に一位なのではないだろうか?(ペドフェリア表現がメインの為、許せない人は見ない方が良い。アメリカでこの映画はよく許されたなと思うほど。)


見終わった後の考察が物凄い出来る映画なので、是非映画好き同士で見て欲しい

ただ、、気になる点は出てくると思う…


注意↓
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以下、気になる点を述べるので、外れない映画だけ探してる人は参考にして欲しい
(また、見終わった人)


ポーカーナイトは、優秀な警官が過去の知恵を下に伝える会だった。それがあったからこそ、悲惨な現実で役に立った。そして視聴者はどのように役に立ち監禁から脱出するのかワクワクするのだと思う。

しかし、優秀な警官が伝える知恵が然程役に立ってない(諦めない事や一瞬を見逃さないなど、当たり前な事で、脳筋だと感じてしまう。しかも無駄に長い)
⇨ただ、最初に述べてるように、この物語でメインに伝えたい事を「反語する」場面は本当に面白かった。

1番大事な事として、「教訓や後知恵は大切だ」と何度も伝えているが、いや、やばくなったらそんなの関係ないわ!みたいな。今まで丁寧に物語を作り上げてきたのに、それで良いのか!?と思わずにはいられなかった
(ここまでのストーリーで、大先輩達の教訓は殆どが精神論だし、後知恵は失敗してるので、あっそういう伏線かと納得してしまった。逆に面白い)
(ここから最後にその設定が生かされるので面白い)

悪役が優秀で追いつけないと言うところを見せているのはいいが、大先輩や主人公が脳筋過ぎるのかなとも。凄さがわかりづらい。ってかどこが凄いのが最後まで分からなかった。
【3つ許せなかった点を挙げる】
・過去も現在も1人で行動してるからこそ、失敗してるのに誰も反省を生かしてない。必ず1人で犯人を追う。人手不足なのか!?いや、誰か連れてけよって何度もつっこむハメになる。
(1番最初に応援呼ばずに失敗しましたって反省してるのに、まじで次に繋げられてない)
・銃の扱いが下手
失敗談をコミカルに描いてるけど、懲戒免職モノ
・考えや先読みが下手。純粋に頭わる…脳筋

主人公が本当に運が良いだけで優秀さが分からない。し、上司の娘(未成年)と付き合ってるあたり規則破ってるし、態度が悪い。銃も下手だし。
全体的に、実在の警官へのリスペクトが無い。から下手に描かれてるのかなとも。



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○深読み○
この映画履修済みの人だけ見てね


…この主人公が悪役だとしたら見方が変わってくる。主人公は大先輩達の経験を元に、嘲笑うかのように監禁脱出ゲームを行なってる。(犯人は捕まらない為)
主人公が発した言葉が警官へ向けてだとしても、辻褄が合わなくも無い

深読みのしすぎだと思うが笑(主人公の性格の悪さがそう見えさせてる可能性)