プラダをきた鬼編集長が、今度はスラムのちびっ子たちをバイオリンで教育！そしてその教育のひたむきさが、10年後の助成金打ち切りという事件に対して大きな貢献をなしていく、それもカーネギーホールで！！という事実とは思えぬ展開を見せるハートフル映画でした。
好感が持てるのは、貧しい子供たちに音楽という希望を！と高い理想理念を抱いていないメリルの考え方がいいですね。
職を得て、シングルマザーとして子供を守っていかなきゃいかんのじゃ！という教育者のぶっちゃけ姿勢が、スラムの保護者たちの共感を呼んだということでしょう。その辺の気負いのなさが見ていて無理がなくてよかったです。
そしてあのメリルの鳥顔ときたら・・・・顔力は健在です。
そりゃー子供たちも一生懸命練習しますよ。
