「一緒にいるのが当たり前になっても、私のこと好きでいてくれる?」
落ち着いた生活、普通の幸せを願いながら、自ら遠ざけてしまう。ああいう恋愛はまったく経験したことがないけど、ツチダには共感できる部分が多かった。
ツチダの「せいちゃんのために」は結局は自分のためで、でもあの必死さやどうしようもなさ、超わかるーーー、あるよねえ、。
「せいちゃんの歌が聴きたい」というツチダの思いがやっと叶った時にはふたりはもうふたりではなくて、それが切なくて苦しくて、でも嬉しくてあたたかい。
パンフレットに書かれている「いつだって、ありふれた平凡をなくさないことは奇跡だ。」という言葉に気付かされた。ポスターには「女は過去の恋をひきずらない、なんてウソ。」と書かれていたけど、キャッチコピーとしてはパンフレットの言葉のほうがしっくりくる気がするなあ。
ツチダの部屋の色合い、リアルな生活感が良かった。せいちゃんの歌も最高、もっと聴きたい…!